たまには

更新報告以外に雑文でも。

久々に小説形態素解析を試してみました。

↓以下現在の文章（徒花０～５まで）の結果↓

　やや地の文が多めの文体となっています。
　やや漢字の比率が高めのようです。
　１つ１つの文章の長さは平均的です。読みやすいと思います。
　文体やテンポにもよりますが、平均と比べだいぶ副詞が少ないようです。
　指示語によって文章がうまく流れています。
　接続詞が少なめです。文章運びはテンポ・感性重視のようです。
　体言止めはほとんど使われていません。
　連用中止法が平均より多めに使われています。
　若干説明寄り・要約寄りな文章展開のようです。具体的には、自立語における名詞の比率がやや高いようです。
　物事を形容する言葉に比べると、動きの描写がやや多いようです。

と、他の比較的新しい文章にしても凡そ下線部の特徴が上げられるようです。
あとは徒花の中でも話によっては一文が短かったり。
その一文の短さは意図的であるし、体言止は個人的に使いにくいのでまあ兎も角。
副詞が少なく連用中止が多いってのは診断で初めて気付きました。全く意識してなかった！（笑）

で、試しに古めの作品をひっぱり出してみたんですよ。そうしたら全体的に今の結果より平均により近いんですよね。
質はともかく、単純な文章力は落ちてるのかなーと考えるとちょっと凹みます……
まあ今後意識すべき点が発見できたのは良い機会となったのですが（笑）
個人的な好みもあるので全部が全部直せるわけではありませんが、そこら辺と折り合いをつけながら読み易い文章を模索したいです。

描写に関しては作品によって変わってくるのでなんとも言えませんが。
例えば籠中や骨は人間の内面を中心としてるので形容が多くなりますし、剣士さんや徒花はストーリーを中心としてるせいか動作の描写が多いようです。
我ながらにブレがあるなぁ、と遠い目をしたのはHI・MI・TSU！